アトピー性皮膚炎が改善した臨床例
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■ここに臨床例を載せている最大の理由
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ここには問題解決の方法が薬とメスしかないと信じている人だけでなく、
一般的な常識レベルの知識をお持ちの人にとってもちょっと受け入れがたいと思われる、
若干激しい展開や身体反応を紹介しています。
分かりにくさがありましたらどうかお許しください。
現場の生の状況というのは伝えにくいのが現実です。
しかし「アンビリーバボー」「特大のど根性」「不動の信念」
「方法としての目新しさ」そういったことを前面に出したいからではありません。
ここにアトピーや喘息の臨床を載せているその最大の理由、
それは‥‥
心身の問題を改善していく力はひとり一人の中に備わっている!
このことをお伝えしたいためです。
もちろん、状況によって自然治癒力が十全に働かないこともあります。
必ず進行を阻む要素、お邪魔虫は相対的な力としてどこにもあるものです。
しかし自浄力、再構築する力はあなた自身の中にあること。
それをお伝えするためにアトピーや喘息の臨床例を紹介することにしました。
(ただ、全ての問題症状、心身症が改善に際して必ず反応を伴うかというとそういうものでもなく、理想的には「余分な反応が無くて大きく変化」が良かろうと、そのように考えています。その意味でここの内容は特殊です。)
「自分自身の持てる力、これを絶対的に信ずること」それは大変難しいことです。
そこまでの盲目さを私は他者に求めようとは思いません。
なぜなら、ここにあるのはそういう信じ方をした結果、得られた答えではないからです。
もしもあなたが既に御自身の力を信頼し始めているとか、
あなたの力に関心をお持ちならここを読み飛ばしていただいてもかまいません。
大事なのは「次の一歩」ですから。
■まだまだこれからです
私が子どもの頃にはアトピー性皮膚炎は見かけませんでした。
時代的背景を考慮して考えねばならない問題かもしれません。
聞くところによると、「アトピー」この語は
「全く意味が分からない」とか「訳が分からない」そういう意味だそうです。
でも、それは医科学上でのことです。
医科学は普遍性を求めているのでその土俵において「訳が分からない」という答えが
出てしまうと、「医学をもってしても」とかいう気持ちからつい敗北感や挫折感の
ムードに取り込まれそうです。
しかし、分からない事は分からない事であって、
それも科学的なワンステップでもあろうかと、そう思います。
そして科学を無能呼ばわりしないと共に、
異なる見え方と方法(分野)があっても良いのではないかと私は考えています。
それが科学的な普遍性を持たなくてもひとまず経験科学的に成り立つ可能性があるなら、ある程度時間をかけることで一般化されて、あとから説明がつくという場合もあるからです。
たとえば、私が子供の頃まるで日本食には価値が無く、
栄養学に裏付けされた欧米的な食文化に社会全体が重心を置いていました。
時間がたってみると、結局日本人の多くの身体が欧米人のようにだぶついてきて困ってきて、「○○が0%」なる飲み物にお金をかけて購入するような現象まで起きています。
そして素材を生かす日本食の良さが欧米でも推奨されるようになり、それが日本の状況を変えつつあります。
まだ、まだ先は分かりません。
今は確実な説明がつかなくても後で説明がつくようになることって、それなりにでてくるのではないでしょうか。
■ヒント
臨床を読むにあたり理解を単純にするためのヒントとしてですけど、
例えば、「アイツの顔を見るとジンマシンが出る」
「目は口ほどにものを言う」
「胸のツカエが取れた」
というような古来から使われている慣用句、ことわざ、
それをふと自然に使っている時の御自身の感覚を探ってみて下さい。
何か助けになるかもしれません。
そういったある種の生々しさと私がやってきていることは近いからです。
※全ての臨床は掲載の許可を取っています。また、個人情報の守秘義務のため要点を崩さない程度に部分的に内容を変更している箇所もあります。